第13回わくわく文庫読書感想文コンクール表彰式
第13回わくわく文庫読書感想文コンクール表彰式をオンライン開催いたしました
10月20日、第13回わくわく文庫読書感想文コンクールの表彰式をオンラインにて開催いたしました。
今年度の表彰式では、審査員長を務めていただいたおのりえん先生にご登壇いただき、講評を賜りました。
式典に先がけ、りえん先生と「わくわく文庫の生みの母」でもある下向峰子さんとの対談も行われ、りえん先生が語られる幼少期の読書体験が印象深いひとときとなりました。 「子どもの頃に出会った本は、何度も読み返すことで、思春期や大人になってからも違う見方ができ、再び新たに出会える」というりえん先生のお話に、読書の魅力を改めて感じました。
表彰式では、創作部門のグランプリ受賞者、感想文部門の大賞受賞者にオンラインでご出演いただき、りえん先生から直接講評が贈られました。先生の優しさと温かさにあふれた講評は、受賞者にとって大きな励みとなったことでしょう。
創作部門のグランプリ作品は、宮沢賢治「注文の多い料理店」のその後の物語です。料理店から生還した二人の紳士が、猫に襲われる悪夢に悩み、問題の解決を探偵に依頼するという展開。原作の雰囲気を大切にしつつも、受賞者ならではの個性が光る作品です。
続いて、感想文部門の大賞受賞者による作品の朗読が行われました。本の登場人物に過去や現在のご自身の姿を重ねて「自分自身への気づき」に変える洞察力と、「カベにぶつかってもあきらめず努力することで乗り越えられる」という力強い決意に心を打たれる作品です。
最後に、りえん先生から「本の感想を聞きあうのが面白いのは、それぞれ、視点が違うから。みなさんの感想は、目からうろこがぽろぽろ落ちるような驚きと発見に満ちていました。」と総評をいただき、和やかな雰囲気の中で表彰式が終了しました。
この表彰式が、ご視聴いただいた皆さまにとって特別な体験となったことを願っております。 本コンクールにご応募くださった皆さま、また日頃からご指導くださっている先生方に、心より感謝申し上げます。
受賞作品と審査員長からの講評は、当ホームページでご覧いただけます。
受賞者それぞれの感性が光る作品と、りえん先生の温かなお人柄が伝わる講評を、ぜひご一読ください。
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