審査員長のご紹介

第14回わくわく文庫読書感想文コンクールの審査員長として、児童文学作家の安東みきえ先生をお迎えします。
代表作には「頭のうちどころが悪かった熊の話」「天のシーソー」などがあり、このほかにも小学校・中学校の国語教科書に掲載されている作品など、多くの児童文学や絵本を手がけていらっしゃいます。
ここでは、安東みきえ先生のプロフィールと、先生からお寄せいただいたメッセージをご紹介いたします。
どうぞご覧ください。
安東みきえ先生
山梨県甲府市生まれ。「冬のひだまり」で第11回小さな童話大賞、「いただきます」で同選者賞今江祥智賞、「天のシーソー」で第11回椋鳩十児童文学賞、「満月の娘たち」で第56回野間児童文芸賞、「夜叉神川」で第62回日本児童文学者協会賞、2024年JBBY賞、「ワルイコいねが」で第72回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。
主な著書に、「夕暮れのマグノリア」「呼んでみただけ」「頭のうちどころが悪かった熊の話」「星につたえて」などがある。また、光村図書の中学校国語科教科書(一年)に「星の花が降るころに」、日本書籍の小学校国語教科書(六年)に「さなぎたちの教室」が掲載。
安東みきえ先生からのメッセージ
みなさんは、おいしいものが好きですか?
そして、おいしいと「あれを食べてみて!」と人にすすめたくなりませんか? やさしい味がとろけるようだとか、かわいらしいかたちで食べるのが惜しかっただとか……だれかに話したくなりませんか?
本は心の食べものです。毎日の食べものが元気な身体を育てるように、本はみなさんの心を育てます。
本を読んでみてください。そして読んだあとは「これ読んでみて!」とだれかにすすめてみてください。おいしいものをわけあうように、本の感想をわかちあってみませんか?
それに本は食べものとちがい、わけっこしてもなくなりません。惜しまずに感じたままをじゃんじゃん書いてみてください。
みなさんの感想文をまっています!