第11回わくわく文庫読書感想文コンクール授賞式

第11回わくわく文庫読書感想文コンクール 入選者発表及び授賞式を開催いたします。
今回は入選者発表と授賞式を2日間に分けオンラインでの開催となります。

読書支援教材「わくわく文庫」で読書に励む子どもたちの心の変化や思いを
自由に表現できる場として立ち上げた当コンクールは11回目を迎えました。
今年は株式会社日本コスモトピア40周年を記念し、
感想文・感想画の2部門で作品を募集いたしました。

この夏、1冊の本と出会い、湧き上がった思いを自分の言葉で綴り、
また工夫を凝らした絵で表現した子どもたち。自分なりに立てた目標を達成し、
力をつけた経験はきっと彼らの心を成長させたことでしょう。
その思いを感じ、共有できる授賞式です。子どもたちの笑顔に会いにきてください。

※このイベントは盛況のうちに終了いたしました。
皆さまご参加ありがとうございました。

審査員長ご紹介


感想文部門審査員長 作家 小川洋子氏

はじめまして。作家の小川洋子です。
今は、一瞬にして世界中の人々とつながり合える時代です。そんな中、読書とは何と静かな行為でしょうか。本の中に生きる人と自分、一対一の会話です。誰もそれを邪魔できません。本のページをめくるたび、そこで繰り広げられる世界を味わうのと同時に、自分の心の奥底を旅することになります。それまで知らなかった自分と出会えます。だからこそ読書は素晴らしいのだと思います。
皆さんが本と交わした秘密のやり取りを、そっと教えてくれませんか。とても面白かった、楽しかった、悲しかった、怖かった、という一言では済ませられない気持ちを表現するのは、難しいことですが、本を閉じたあと、心の中に何が残っているか見つめているうち、きっと自分だけの言葉が発見できるでしょう。楽しみにお待ちしています。

感想画部門審査員長 イラストレーター・造園家 大野八生氏

心の中の絵を描こう
本を読むことは、いつもと違う自分の心の扉を開くような気がします。同じ本を読んでも、皆それぞれに、思ったり感じることが違い、とても面白いものです。100人の人がいたら100通りの世界が見えてくると思います。
本を読むと、いつでも、どこでも、何にでもなれ、どこへでも行けるのです。心がわくわくします。そんなふうに、心の中で感じたことや思ったことを絵にしてみませんか?
絵は、もっと自由な世界です。読んだままの風景を描いてもよいし、好きな場面を絵にしても素敵です。又、心で感じたことを思いっきり、自由な色と形や線で表しても楽しいと思います。
本の中の、かたちのない世界をスケッチブックの上に描いてみてください。もしかすると、あなたが描いた絵をまた別の人が見て、「この本が読んでみたいな」と思ってくれたなら、それはとてもうれしいことですね。
たくさん本を読むと心の中にいろいろな世界ができ、とても豊かな気持ちになれるのです。

プログラム


第11回 わくわく文庫読書感想文コンクール 入選者発表

日時:10月5日(水)16:00~16:45

オンライン開催・参加無料

時間 プログラム 内 容
16:00~ わくわく文庫紹介 日本コスモトピア制作の読書支援教材「わくわく文庫」について
16:05~ Room to Readと日本コスモトピアの活動 Room to Readとは
・これまでの支援報告
・2021年度の支援報告
16:15~ 第11回コンクール概要 わくわく文庫読書感想文コンクールについて
応募総数・選考プロセス・各賞構成図・審査員長の紹介
16:20~ 受賞作品の振り返り ・昨年の受賞作品振り返り
・受賞者の作品と受賞者の声、審査員長の講評

16:30~

社長賞発表 独自の感性がキラリと光る作品として選ばれた社長賞発表
入選者発表 全作品の中から選ばれた入選者を部門ごとに発表
感想画部門
感想文部門

 

第11回 わくわく文庫読書感想文コンクール 授賞式

日時:10月16日(日)10:00~12:00

オンライン開催・参加無料

時間 プログラム 内 容
10:00~ わくわく文庫紹介 日本コスモトピア制作の読書支援教材「わくわく文庫」について
10:05~ 第11回コンクール概要

わくわく文庫読書感想文コンクールについて
応募総数・選考プロセス・各賞構成図

10:10~

審査員長ご紹介
質問コーナー

小川洋子先生、大野八生先生ご登場
・審査員長ご紹介
・参加者から募集した質問へのお答え

10:30~  社長賞授賞式 ・賞状授与
・受賞者へのインタビュー
10:40~ <感想画部門>授賞式 結果発表
・グランプリ・優秀賞・審査員長賞を発表・賞状授与
・審査員長の講評
・受賞者へのインタビュー
11:15~ <感想文部門>授賞式 結果発表
・大賞・金賞・審査員長賞を発表・賞状授与
・審査員長の講評
・受賞者へのインタビュー
11:50~ 作品朗読 今年の感想文部門大賞は誰の手に!?
大賞受賞者ご本人による作品の朗読