10月5日・16日の両日、第11回わくわく文庫読書感想文コンクール入選者発表及び授賞式をオンライン開催いたしました。

入選者発表では、認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパンの徳松様にご出演いただき、子どもたちがわくわく文庫で読書をした後、世界の子どもたちにどのような支援が届いているのかを詳しくご説明いただきました。また昨年の第10回記念コンクールでの受賞作品やわくわく文庫ＯＢのお話を振り返りました。

授賞式では、審査員長小川洋子先生、大野八生先生にご出演いただきました。 質問コーナーでは参加者から集めた先生方への質問に、ひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。特に、子どものように無心になる、心を空っぽにするというお話はお二人に共通しており、ものづくりをすることの難しさ、そして楽しさが伝わってくるようでした。また授賞式では画面越しではありますが先生方から受賞者へ、賞状授与、感想文・感想画への講評をいただきました。子どもたちはちょっと緊張している様子でしたが、一生懸命自分の想いを伝えていて、こちらまで笑顔になりました。

最後に、感想文部門大賞受賞者に作品を朗読していただきました。自分と家族の関係を、読後の感想に絡めて小学1年生とは思えないしっかりとした長い文章にまとめた受賞者。素晴らしい感想文でした。応募者の皆様にはこれからも読書を続け、想像力、表現力をますます伸ばしていただきたいと思います。

少しずつ普段通りの生活が戻ってきている中、子どもたちには学校や家庭生活の中でまだまだいろいろな制限があることと思います。その中でも例年同様にたくさんの感想文応募があったことを深く感謝しております。ご応募くださいました皆様、ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。