10月19日、「わくわく文庫読書フォーラム2025」をオンライン開催しました。

今年は表彰式に加え、受賞実績のある先生方による対談セミナーや、認定NPO法人ルーム・トゥ・リードの活動報告も行い、読書が子どもたちにもたらす力を多角的に考える時間となりました。

対談セミナーでは、日々の指導の工夫や、本を読み終えた子どもたちの感想を丁寧に受け止めて表現へと導く実践が語られ、子どもたちに寄り添う先生方の姿勢が印象的でした。
また、ルーム・トゥ・リード・ジャパンより、わくわく文庫を通じた支援についてご報告いただきました。2024年度は南アフリカでの識字教育支援として、セペディ語のデジタル児童書を寄付することができました。

表彰式では、審査員長・安東みきえ先生へのインタビュートークからスタート。
幼少期の読書体験や創作活動を始めたきっかけ、作品に込めた思いなど、安東先生の原点に迫るお話が数多く飛び出しました。
安東先生の作家としての真摯な姿勢、そして母親としての優しいまなざしが伝わる、印象深いひとときとなりました。

続く受賞発表では、創作部門・感想文部門それぞれの受賞者がオンラインで出演し、安東先生から直接講評と祝福の言葉が贈られました。
大賞受賞者による朗読も行われ、作品に込めた思いがまっすぐに伝わる場面となりました。

当フォーラムの内容について、詳しくは「コンクールの軌跡」でご紹介しております。
ぜひご覧ください。
「コンクールの軌跡」へ

本コンクールにご応募くださった皆さま、また日頃からご指導くださっている先生方に、心より感謝申し上げます。