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コンクール概要

柏葉幸子氏
1953年、岩手県生まれ。東北薬科大学(現:東北医科薬科大学)卒業。
1974年、大学在学中に「霧のむこうのふしぎな町」(講談社)で、第15回講談社児童文学新人賞を受賞。児童文学作家デビューに至る。同作では第9回日本児童文学者協会新人賞も受賞した。大学卒業後、薬剤師と作家とを両立させながら数々の名作を生みだす。
「ミラクル・ファミリー」(講談社)で第45回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。「牡丹さんの不思議な毎日」(あかね書房)で第54回産経児童出版文化賞大賞を受賞。「つづきの図書館」(講談社)で第59回小学館児童出版文化賞を受賞。「岬のマヨイガ」(講談社)で第54回野間児童文芸賞受賞など多数。
ほかの著書に、「竜が呼んだ娘」シリーズ(朝日学生新聞社)、「モンスター・ホテル」シリーズ (小峰書店)、一般向け長編小説「亜ノ国へ 水と竜の娘たち」など。また、脚本家としても活躍。
「霧のむこうのふしぎな町」は宮崎駿監督のジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモチーフとなったことでも知られている。2019年には、「地下室からのふしぎな旅」を原作とした劇場版アニメ「バースデー・ワンダーランド」公開。「岬のマヨイガ」は、東日本大震災被災地への長期的な支援を目的とした「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10」(フジテレビ企画)で被災地を舞台としたアニメーション作品として制作、公開された。

<柏葉幸子先生からのメッセージ>

本を読むことは、とても楽しいことです。でも、少し力が要ります。想像力という力です。本の中の主人公と同じように「そうだ!私もそう思う」とうなずいたり「いいや!私はそう思わない」と首をふったりする力です。うなずいたり首をふったりしながら、本を楽しんでいただきたいと私は思っています。

想像力があれば、本の中だけではなく、そばにいる誰かが今、どんなことを思っているのかなぁ、こんなことを言ったらうれしいかなぁ、悲しいかなぁと、誰かを思いやることもできると思うのです。

自分の未来を夢を、想像することもできるようになると思うのです。あんな人になりたい。こんな仕事をしたいと思いえがくことができるようになると思うのです。

想像力はこれからみなさんが生きていく上で大事な力になると思います。本を楽しみながら大事な力をはぐくんでいってください。

 


 

「霧のむこうのふしぎな町」「岬のマヨイガ」などで
多数の受賞歴をお持ちの 児童文学作家、柏葉幸子氏を審査員長としてお迎えします。

柏葉幸子先生も、みなさんの作品と出会えることを楽しみにされています。
また授賞式では、審査員長から直接ご講評をいただける予定です。

皆さまふるってご応募ください!